11月4日(月)
いよいよ旅の最終日。
こちらのホテルは、ウインダム・タシケント。★★★★星 今までで最高!
民俗衣装の店員さんと。
雨が降って、冷たい朝ですが、バラク・ハン・メドレセ(神学校)へ!
モスクを開けて貰い、靴を脱いで入ると、世界最古と言われる、鹿の革に記された
コーラン(7世紀のオスマン・クラーン)が、ガラスのケースに入って、中心に展示されている。
ティムールが、遠征の際持ち帰ったものだそうだ。
もちろん、撮影禁止。(この國に来て、はじめての事だ。)
日本人墓地の入り口
第2次世界大戦後、ソ連に抑留され、この地へ連行されて、強制労働のため、亡くなった79名の日本人が埋葬されている。
同行したFさんの発案で、「ふるさと」を合唱。涙が・・・。
そして、ウズベキスタン人の墓守に、みんなで気持ちだけ、寄付を渡しました。
こちらは、ウズベキスタン工芸博物館。手前は、ガイドのセルゲイさん。
内部は、イスラームの宮殿のような装飾がされている。
地方によって、異なるスザニのコレクションが充実。
女性の帽子
男性の帽子
帽子の刺繍模様によって、その人の生い立ちがわかるようになっているそうな・・・。
それを織り込むことが、伝統だそうだ。
楽器も
扉などに施された彫り模様も手が込んでいる。
器も
器も、地方によって、特色が異なる。
これは、結婚の時に持っていく長持。
次に訪れたのは、
ナヴォイ劇場。
第2次世界大戦後、タシケントに抑留された旧日本兵に、強制労働で作らせた建物。
大地震の時にも、びくともせず、避難所にもなり、日本人の勤勉さが賞賛されている。
帰国までの数時間、ホテルに戻ると、ホテルのロビーでは、
中央アジアの勤労女性の大会とやらが行われていた。
民俗衣装と帽子をまとった女性のファッションショーの最中で、背の高い、
怖いくらい美しい女性たちが次々と、エキゾチックな雰囲気を漂わせていて、
もっと早く帰って、こっちの方を見たかったような気がした。
うーん、心残り!!