陶佳日誌

作家の手仕事を扱った岡山市内のギャラリーです。骨董も扱っています。

岡山は教育県?

今日は、不思議なことに、濱田庄司の名を二度も聞いた。
 
最初に聞いた時は、岡山では あまり馴染が無いだろうに、珍しいな・・・、としか思わなかったのだが、
 
夕方、別のお客様から聞いた時は、「ああ、それで!?」と 納得。
 
倉敷に、日本民藝館 というのがあり、濱田庄司河井寛次郎が、作品を展示しに来ていたとの事。
 
お客様のお父君が、日本民藝協会のなにがしかをされていて、展示作品と同じものがご自宅にあるそうだ。
 
「父の収集品を、弟が濱田庄司、私が 河井寛次郎をもらいうけました。」 と。
 
昔は安かったのよ!と言われるが、でも今は お宝ですね!(だって 人間国宝) 
 
歩いて3分とかからないお宅に、今度 河井寛次郎の作品を見せてもらいに行く約束も出来た。
 
 
男性のお客様の、「叔母の家では、ほとんどが濱田庄司の器です。」と言われたのも なるほどとうなずける。
 
 
 岡山は昔から「教育県」といわれてきた。
 
首をかしげることが多かったのだが、ここにきて、その片鱗に触れた気がした。
 
リュックを背負ってウォーキング中の男性や割烹着姿のおばちゃんから、とんでもない話が聞けたりもする。
 
 
 これも何かのきっかけか・・・!?
 
またまた私の中で 何かが動き始めた。