陶佳日誌

作家の手仕事を扱った岡山市内のギャラリーです。骨董も扱っています。

日本伝統工芸展~会津木綿

4月7日(木) 今日から12日まで、新宿高島屋にて、日本伝統工芸展が開催される。

という情報をGETし、一番都合のつく初日の今日、意を決して出かけてきた。

その情報源は、会津木綿の、唯一の織元、山田木綿織元さん。

実は、今回の春休みの一番の目的は、会津若松にある、山田木綿織元さんを尋ねることだったのだが、

伺う日時を連絡したところ、この展示会に反物を持参されるとのことで、ちょうど良いタイミングだったのだ。

しかし、方向音痴の私にとって、新宿駅は 難解そのもの・・・

東京歩きに頼れる夫は自宅待機となり、東京在住の娘たちも、

長女は、仕事とちびっ子のお稽古、ジージョの仕事帰りも、ちょうど習い事の日、

無理を承知でちびっ子のパパに尋ねると、退社後が、デパート終了時間に間に合わないとのこと・・・・・


これは、もう、自分で行くしかないと決意し、

新宿駅の地図をコピーしてもらい、電車に乗る位置を教えてもらい、ひたすら新南口改札めざす。


花散らしの風雨が強くならないうちにと、11時前には高島屋に到着。

11階、催し物会場の山田木綿織元さんのブースはすぐに見つかった。

反物だけでなく、洋服や小物等、良い物をたくさん見せて頂き、気持ちよい商談もして頂き、

意を決して、行ってよかった!

そして、今週の土日の会津行きの際も、お店を訪ねなくても、ここだけで事足りたのだった。


せっかく来たのだからと、会場の出展をすこし見て回り、昔使っていた柘植の櫛を購入すると、

先着何名かの高島屋からの可愛い櫛を頂けた。 これは、ちびっ子によいお土産ができた!


岩手の南部鉄器のお店では、錆びない鉄器の内訳?を聞き、錆びのとり方を丁寧に教えていただき、

長崎から来ていたべっ甲のお店では、素敵なネックレスを見つけるも、今回はカードが無い。

所持金はたけば 買えない事は無いが、目移りもするし、判断してくれる人もそばにいない。

しかし去りがたく、お店の案内を頂き、岡山出店を楽しみに待つことにした。


たまのデパートもなかなか良いもんだが、自分のものとなると、なかなか優柔不断な私のそばには、

勧める娘と、けん制する夫がいて、ちょうど良いのかも・・・。