陶佳日誌

作家の手仕事を扱った岡山市内のギャラリーです。骨董も扱っています。

池田動物園へ寄付を!

3月13日(月)

2月の「池田動物園と猫の展覧会」の収益の一部と、皆様からの募金を持って、池田動物園へ出かける。

11時から、ホワイトライオン舎前で、副園長さんの忠政さんに、寄付と、募金をお渡しするというセレモニーに

参加というか、そういう場をわざわざ設けて頂いたのだ。

こちら側からは、私と、フエルト作家の風早さんと、写真家の藤井さんの3人が代表で行くことになったのだが、

報道各社は、どれくらい来られるかは、わからない。

事前に連絡頂いたのは、鬼ビジョンと瀬戸内海放送のみ。


岡山駅で風早さんを拾い、予定よりも1時間も早く到着してしまった。

手順を伺いつつ、副園長さんとお話をしていると、報道陣が続々やってくるではないか。


11時になり、私は忠政副園長に寄付をお渡しし、風早さんは、フエルトで作ったホワイトライオンのハタリ君の

ブローチと募金を渡し、藤井さんは、園の動物たちの写真のパネルをお渡しする。
イメージ 1
副園長さんのネクタイは、サーカス?

イメージ 2

風早さん制作のハタリ君。そっくりです。


報道陣に囲まれ、写真をとられ、質問攻めにあって、

先頭切って手を挙げたわけでもなく、ちょっとした成り行き上の立場なのに、舞台に引っ張り出され、

動物好きでもなく、動物園に夢を描いているわけでもないのに、どうなってほしいですか・・・?

などと聞かれる。 そんな構想、私に聞かないで!

無い知恵を引き出そうとしても無理です!!作家さんたちの総意を代表して寄付を持ってきただけです!!

しかし、優しい人の良い職員さんや、お歳の副園長さんを見ていると、私にできることが何かないのか・・・?

と、真剣に考え出している自分がいて、夫に、そんなことを考えてどうするの・・・?と言われてしまった。

危ない危ない。


夕方、西日本放送瀬戸内海放送山陽放送のニュースに取り上げられ、またまた醜態をさらしてしまった。

作品展の時から取材してくれた各社は、良く分かってくれていた様だが、寄付のみの取材は、あたかも

私個人が寄付を名乗り出たかのような印象で、見た後はがっかり・・・後味が悪く、マスコミって恐ろしいと思った。