陶佳日誌

作家の手仕事を扱った岡山市内のギャラリーです。骨董も扱っています。

12月3日、作家在廊

愛知県瀬戸市から、作家の伊藤千穂さんが来てくださるとのことで、
 
知り合いに声をかけ、お昼をサンドイッチ等をつまみながら歓談!と勝手に計画したまではよかったのだが、
 
大変なハプニング 
 
伊藤さんのお身内に心配事が起き、お昼前、まだ名古屋 との連絡が入る。
 
そこで断ればよいものを、人もお料理も前にして、こちらの都合を言ってしまった私。
 
・・・またやってしまった・・・。
 
伊藤さん、すぐさま新幹線に飛び乗り、1時間半で岡山到着! オットが待機して、車で陶佳まで送り届ける。
 
作家さん到着で、なんとか体裁は整え、みんな和気あいあいと楽しんでくれた。
 
・・・よかったことにしよう・・・  が、また 記念写真も お料理の写真も 撮り忘れた私・・・。
 
 
 
解散後、ご近所の備前好きの御主人が通りかかられ、前もって声をかけていたので、呼び込む。
 
備前のうんちくを語られた後、織部はどうですか?と水を向けると、いただくならこちらだな!と 錆化粧の小鉢。
 
イメージ 1
小鉢の中程に赤みがかっているのは、貝を置いて焼いたから、との作家さんの説明に、何個かを見比べられ、
 
3個をGET! グッドアイデアと思った「見えるラッピング」は 邪魔にしかならなかった・・・。
 
「見る目」には、小手先のお得感など無用! 
 
そして、錆化粧の花瓶も購入される。備前以外にも 目を向けてくださったのだな・・・。ヤッタ~!
 
~焼きよりも 使い方を重視していた私には とてもいい勉強をさせてもらった。
 
   そして、男性と女性とでは 見るところもこんなに違うのだな~!
 
殿方にも 入り易い店造りを考えなくちゃ!
 
それに、遠方から「陶佳」だけを目指して来てもらっても 満足してもらえるようなお店にもしたい。
 
 それにしても、随分疲れた1日だったな~!
 
 
器好きが少ないのかなと落胆していた私だが、
 
今日は、「良い織部になかなか出合えなかった。」と言われるお客様に、
 
「出会いだから!」と 織部片口中鉢を買っていただき、めちゃうれしかった。
 
 
 
伊藤さんからも 無事解決のメールが入った事だし、 いろいろ試しながら 頑張っていこうと思う。