陶佳日誌

作家の手仕事を扱った岡山市内のギャラリーです。骨董も扱っています。

郷原漆器と高梁紅茶

11月20日(火) 企画展中の貴重な休日。
 
蒜山は今日を逃すと いつ雪が降るかわからないので、意を決して出掛ける。
 
目指すは 郷原漆器の館。  
 
20数年前、途絶えていた郷原漆器が再興された時、天満屋で販売会があり、義母が5客、私が5客、購入した。 
 
使い勝手の良さに、長年普段使いで使い続け、その修理をお願いしに やっと積年の思いが果たせる。
 
持ち込んで 意外なことが判明! 何と、木地が、明治・大正時代のものとの事。
 
購入したのは20数年前なのに・・・?
 
再興した時、古くからあった木地の物も使用したそうだ・・・。  じゃあこれは、貴重な骨董!?
 
・・・塗のお碗は輪島等、良い物も何種類か家にあり、別に不自由はしていないのに、
 
わざわざ修理してまで残したいと執着した意味がやっとわかった気がした・・・。
 
売りに出されなければ、貴重な民俗文化財として、館に保管されているものと共に並ぶものだったとは 
 
 
貴重なお話を伺い、長居をしてしまった。 館長の高月さん、御親切にありがとうございました。
 
修復後が楽しみです。
 
 
 
すぐ近くに道の駅があり、お昼を 蒜山焼きそばで済ませた後、次に目指すは高梁!
 
以前「人生の楽園」で放映された御夫婦の紅茶を是非味わってみたいと思ったのだ。
 
が、放映以来すごい反響で、どこで尋ねても 「直接行くのは無理でしょう・・・」とのことで、物産館に残っていた
 
わずかのティーバッグを購入して帰る。
 
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 帰って 早々に試飲。 シンプルな本来の紅茶。渋みもなく美味しい。 早速 生産者に電話をかける。
 
 
マイペースだが、こういう一つ一つのかかわりが貴重で楽しい。
 
岡山の良いものを 微力ながら発信できたらな~!