陶佳日誌

作家の手仕事を扱った岡山市内のギャラリーです。骨董も扱っています。

奈良1300年遷都

6月29、30日、横浜から4人のお客様がありました。

と言っても 宿泊も食事も宿で ということで、私は車で案内するのみ!

一人は足が悪く、一人はリューマチで無理ができない体。

しかも1時30分頃着いて、興福寺東大寺春日大社をまわり、 

5時には宿に入るというのだから、時間配分が大変!

奈良の友人には「介護タクシーをやるの?」と苦笑されつつも、

なるべく無理をしないで奈良を満喫してもらえる様 駐車場、かかる時間等事前に下調べをして

さあ本番!

幸いにも雨の予報もはずれ、春日大社の宝物殿にも閉館5分前に無事駆け込みセーフ!

春日山原生林を眺めながら 若宮大社までみんなよく歩き、「奈良はいいねぇ!」と感嘆。

最後に奈良ホテルでお茶を・・と思ったものの 時間がなくて 館内を見ただけで車に戻り、

奈良町を横目に見ながら宿へ直行!



翌30日は、朝8時から我が家で 陶花の名残の品選び。

8時半には平城京跡に到着予定なのに、皆 なかなかその場を離れられない。

せかしながら、たまたま休みの主人と車で会場に送り届け、また迎えに行って

今度は薬師寺に案内する。

築1310年の東塔の骨組の特別公開に立ち会えたことに感謝しつつ、

平山郁夫画伯の絵画展示会場まで無理に引っ張って、暑さと足の疲れで皆もう限界!

おなかもすいたし、ゆっくりしようと、釜めしの志津香 新大宮店での昼食に

お釜のおこげを掘り起こしながら 皆で「おばさん」を実践!

なんとか2時5分の電車に30分の余裕を残して近鉄奈良駅に送り、全ての行程終了!!

喜んで帰って行かれたものの、一抹の不安は残りました・・・。



が、翌7月1日、今日です。

今日のNHK「あさイチ」に な、な、なんと奈良特集で、皆で回った処が全部収録されている

ではありませんか!!

しかも 見落としたところが 補足のように案内されていて・・・。

すぐに電話が入り、「見た見た!皆に伝達まわして、見るように言ったわ!私たちの回った処が

全部映ってる・・・!」



私の不安も吹っ飛び、全て神の手の中だ!と心の中でつぶやきました。