陶佳日誌

作家の手仕事を扱った岡山市内のギャラリーです。骨董も扱っています。

いざ、岸和田へ!

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奈良で、ずぅーっと お世話になっていたMさんが、最後に是非連れて行ってあげたいと、

岸和田のお城、五風荘、だんじり会館を案内してくださいました。

私と主人、友人のmさんの、同行四人。

五風荘は、旧岸和田城主の新茶屋跡のお屋敷を「がんこ」がお食事処としてオープンさせたもので

私たちは、「蔵」を改造したお部屋に案内され、がんこ所蔵の骨董に先ず 感嘆!

次に、お食事と、そのお値段(リーズナブル)に感激!

食事の後のお庭散策に またまた感動!



五風荘を出て、程なく だんじり会館へ。


岸和田のだんじり祭りは テレビでしか見たことがなく、荒くれ男の節操のない祭り と

思っていた私の概念は、一気に払拭されてしまいました。  

三百年の歴史を持つ勇壮な伝統芸能で、七日後に祭りを控え、町は一丸となって祭りに取り組み、

子供たちは、笛や太鼓の練習に余念がない・・・そして、とても上手である。

何より、得意げに練習に励んでいる。

練習用のだんじりの屋根に乗り、ポーズをとりながら、右へ左へ、勇ましく踊っている子もいる。

それを、目を細めながら眺めているおじいちゃん。

参加する青年団は、外部から募集もするそうだが、一年間は町の行事や掃除に参加する決まりにな

っているそうだ。それだけ、団結が求められるのだろう。

町には、だんじりの細部の彫刻をする職人、組み立てる工務店、はっぴを染める職人などがいて、

商業をうまくまわす仕組みが生きている・・・なんと素晴らしい・・・


熱気と活気に心打たれた一日でした。