陶佳日誌

作家の手仕事を扱った岡山市内のギャラリーです。骨董も扱っています。

織部手と鉄粉引きの陶芸展

明日 16日(水)からの、「帽子と陶の二人展」。
 
夫君の「陶」が届いたので、一部ご紹介。
 
中尾彰秀さんの作品を初めて目にして、圧倒されてしまった。(ネットでは拝見していたのだが・・・)
 
大胆というか、おおらかと言うか、質実剛健という言葉がぴったり!
 
でも、実際に手に取ってみると、重くなく、持ち易く、使い勝手をよく考えて作られている。
 
織部は「へうげもの」と形容されるが、彼の作品は、まさにその言葉がぴったり!
 
しかし、へうげてはいるが、わざとらしさがなく、奇をてらったところもない。
 
これが、年期 というものだろうか・・・。
 
まずは ごらんあれ
 
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織部、黒織部の蒸し器 と 5合、3合のごはん炊き。
 
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粉引きの湯呑、マグカップ織部のコーヒーカップ
 
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織部カップ2種。右は焼酎カップです。左のカップが持ち易く、お気に入りです。
下はスープカップ
 
 
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蓋物、葉皿、輪花手つきカップ。深い織部の色と蒼い釉薬溜りが美しい。   
 
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銘々皿2種、土瓶、土瓶花入れ。う~ん、へうげもの、好きだわ~! 
 
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花入れ、ワインクーラー。勿体ないけど、鉢カバーにしてもいいな。
 
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横から見たところ
 
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グラタン皿、直火OKの陶板。
 
 
陶器の展示をしていたら、喫茶室の扉から、店の前で車が止まっているのが見えた。                 
陶佳に御用かしら・・・?と外をうかがっていたが、車は止まったままなので、扉を開けてみると、お馴染の顔。
 
明日からだったのね!と遠慮されるのを まあまあ~とシャッターを開けて招き入れる。先日から連続三日目!
 
 
肝心の明日の幕開けはいかがなものか