陶佳日誌

作家の手仕事を扱った岡山市内のギャラリーです。骨董も扱っています。

老人医療の矛盾と難題

10月10日(土)
義父の入院している病院のケースワーカーさんから連絡があり、午前中店を休んで、話を聞きに行った。
 
義父は、今迄お世話になっていたケアハウスでは、もう一人で生活することはできないだろうということで、
 
同じところの、老健の施設に打診してくださっていたのだが、ここでも断られてしまった。
 
ケースワーカーさんも、そちらがもう少し積極的だったら・・・と、意外だったようだ。
 
病気のデパートと言う位多くの病名のついている義父は、医療費が半端ではなく、医療と介護がひとくくりの老健
 
では、赤字になる為だ。 以前もそんなことが数回あり、いやな思いをしてきたから、おおよその察しはつく。
 
医療費はこちらが持ちますと言っても、それは出来ない話だ。…何で?…おかしな設定だと思う。
 
今の病院でも、そう長くは滞在できないし、介護度が2では、特養も無理。
 
まず、介護度の見直し申請から始めねば!・・・大体、今の状態で、介護度が2と言うのもおかしな話である。
 
介護認定が下りるまで、療養型の病院に入って、待機するのがベストということらしい。
 
 
ケアハウスにはもう戻れないのだから、部屋を明け渡す為に、荷物をかたずけねば・・・・・と、そちらに行くと、
 
具体的な話は、こちらが切りださねば、一向にしてくれない。尋ねても、意味不明のことを繰り返すだけ!
 
ついに頭に来て、言ってしまった! 「言われてる意味がわかりません! 具体的にはっきり言ってください!
 
今日ここで、退出届けを書くことはできるんですか?書いたら、いつまでに退去すればいいんですか?」と。
 
それに対しての答えが、主人も私も理解不能。面前で、主人に意味わかる?と聞くと、主人もわからない と!
 
もうその方と話すのはやめて、「OOさんはいらっしゃいますか?」と、そちらに尋ねることにした。
 
 
結局、儲けるだけで、規定から外れると、情も融通も利かない。 
 
義父が突然こうなったのも、同系列の病院にかかっていたにもかかわらず、
 
全体を見てなかったからではないのか!
 
部屋の退出は、急がなくてもよいと言われたが、戻ってこれないのに、いつまでも借りる意味もない。
 
この3連休、幸い企画展も入っていないので、午前中休みを1日休みに書き替えて、かたずけをすることにした。
 
それにしても、この大荷物を、家の何処に押し込もうか・・・・・?