陶佳日誌

作家の手仕事を扱った岡山市内のギャラリーです。骨董も扱っています。

吉村作治の「古代七つの文明展」

招待券を戴いていたのに、なかなか行けなかった岡山市立オリエント美術館。
 
期日が来週の日曜日までなので、意を決して、台風の雨の中 出掛けてきた。
 
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ざっくりとした展示であったが、一番心魅かれたのは、第二の太陽の船の発掘!
 
壮大な歴史のロマンを探求しつつも、資金不足の為、吉村先生が有田焼の器に絵付けをしておられるとの事。
 
実父は友禅師とのことだから、門前の小僧なのだろうが、
 
私の目からすると、その作品に芸術的な価値は見いだせなかったのだが・・・・・
 
ロマン追求の一生懸命さに心魅かれ、なぜだか買ってしまいました・・・。 (オットが出すと言ったから・・・)
 
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ただの色付けにしか見えなかったのですが、四方に 精霊アプカルが飛んでいるとか・・・・・
 
 
実は 今、有田の青白磁の角皿を捜しているのです。マット釉のとろ~とした肌のものがなかなか無くて・・・・・。
 
こういう心境の時、いつも、こういうものに目が行ってしまう・・・・・ 悪い癖です。
 
 
吉村先生が来館された際、作品を買ってくれた人 限定20名に サインを書いてくださったとかで、
 
残っていた色紙もいただきました。
 
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山のように見えるのは 3つのピラミッド、夢の字の横は ナイル川、落款はなかなか使われることが無いもの、
 
とのことだが、一つの夢をずーっと追い求め続けられる生き方に、私にとっては意味深い戴き物となりました。