陶佳日誌

作家の手仕事を扱った岡山市内のギャラリーです。骨董も扱っています。

エキサイティングな1日

今日は、開催中の個展の作家、野田里美さんが はるばる名古屋から 車で来てくださった。
 
ご近所のフランス料理店、ボンクラ―ジュで 心ばかりのオードブルを取り寄せ、お客様と歓談していたら、
 
オットの友人が四国から来展、定年後からお茶を始められた彼は、作家さんと、お抹茶茶碗で盛り上がり、
 
一段落すると 袴を見に母屋へ。
 
その後、ご近所のお家を買われた方がご挨拶に来られ、岡山大学の先生が来られ、お茶の先生が来られ、
 
作品そっちのけで、話は多いに脱線!  先生や作家さんに悪いと思いつつも、なかなか本筋に戻ることが
 
できず おろおろ・・・・。
 
 
皆帰られた後は、ボンクラ―ジュさんが御兄弟で来られ、またまた洋食器の話で盛り上がる。 
 
その合間には、お茶を習って、着物を着るという野田さん、我が家に置いてある古い着物を見に、
 
母屋と店を行ったり来たり・・・。かと思うと、お客さんだよと、呼び戻され・・・。
 
 
結局、予定の滞在時間を 1時間も過ぎ、名古屋へと また一人で車で帰られた。
 
いつもは日曜日は 人出があまりないわがギャラリー!今日はどうしたことか・・・。
 
さまざまな人が出入りし、さまざまな話題が飛び交い、果たして良かったのか、悪かったのか・・・?
 
作品としっかり向き合う空間では無かったな・・・!しかしこれが、ギャラリー陶佳の現状・・・。
 
この場所で、今の状況で、作品だけと向き合う 真剣な空間は・・・望めない! これからの課題だ。
 
 
野田さんは、一体私は何をしに来たんだろう・・・。と言いつつも、気に入った着物があって、
 
喜んで持って帰ってくださった。
 
 
オットが 会合で出掛けた後は、しばし呆然・・・・・エキサイティングな日だったな~!
 
 
そして、・・・すごい御馳走に見えるオードブルや、オットの友人が、家元の○○子さんに似ているという野田さんの写真をとるのを、またまた すっかり忘れてしまいました・・・。